洗剤の主要成分は、界面活性剤ですが・・

通常の洗濯物は、皮脂と汗、泥汚れなどの汚れがほとんどなので
洗剤もそれに合わせて、界面活性剤にプラスして、弱アルカリとなるように調整されているものが多いです。

しかし、汚れによっては、普通の洗剤洗濯だけでは落ちない場合もありますね。

ここでは、汚れの種類と、酸・アルカリの関係を見てみたいと思います。

は、鉄さびや、カルシウムスケールなど金属汚れを溶解除去する効果があります。

洗浄力の高い塩酸、硫酸、硝酸、シュウ酸などは、劇物扱いで取り扱いも難しく、洗濯物や皮膚を痛める恐れも高いので、一般家庭で使うのは、洗浄力は弱いけど比較的安全な、クエン酸や酢酸を使います。

カルシウムスケールは、配管やポットなどに付く水垢なので、洗濯とはあまり関係ないかも知れませんが、鉄サビは、衣類に付くことも多いと思います。

赤サビや、ネックレスや腕時計の金属部分の黒サビなどのサビ汚れは、普通に洗濯しても落ちにくいですね。
そんなときに、クエン酸や酢酸でクレンジングしたら効果的ですが、落とすのはけっこう大変かも(^^ゞ
クエン酸はレモン果汁、酢酸は白酢で代用できます。
ただし、クエン酸などを使ったら、乾く前にすぐに濯がないと生地を傷めたり、落ちにくい汚れになっちゃうので気おつけてください。

作業着などは、5%くらいのクエン酸液でクレンジングや浸け置きしたら、ある程度落ちるので試してみるのもいいと思いますが、おしゃれ着などはクリーニング店に出した方が無難かな

アルカリは、たんぱく質や油脂汚れを効果的に除去します。

アルカリが強くなるほど、タンパクや油脂汚れは落ちやすくなりますが、強くなるほど生地や皮膚を痛めやすくもなります。通常の汚れであれば、市販の洗濯用の洗剤のアルカリで十分落ちます。
それでも落ちにくい場合は、汚れ部分にアルカリ洗剤やクレンジング剤を直接塗布して数分待って洗濯するだけでも、かなりの汚れは落ちると思います。

強力な襟首などに付いた皮脂汚れや、食べこぼしのシミなどは、液体の酸素系漂白剤などに、重曹や粉末のワイドハイターなどのアルカリを入れるとさらに漂白力がパワーアップします。
ただし、酸性とアルカリが混ざるので時間がたつと中和して効果が無くなるので、作り置きはできません。
絹や毛などの動物性繊維や色柄ものはアルカリに弱く、生地が傷んだり、色落ちしたりするので注意しましょう。


界面活性剤を使わず、セスキ炭酸ソーダなどのアルカリ剤だけで洗濯する、環境に配慮したナチュラル洗濯と言う物もあるそうです。
軽い汚れならこれでも十分な洗浄効果があるみたいですが・・・


ナチュラル洗濯目指すなら



洗濯用洗剤「All things in Nature」は、
私たちの暮らしは自然の一部であり、人も動物も植物も
みんな自然の中で寄り添いながら生きているというテーマのもと、
3社(スローヴィレッジ、がんこ本舗、エコサーファー)で企画された商品です。

■湘南生まれの洗濯用洗剤All things in Nature(オールスィングス・イン・ネイチャー)
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2Z8PJR+B4OROA+250I+15QHIB

商品名の「All things in Nature」は、日本語で表現すると
「森羅万象、虫も鳥も木も人間も皆で共存」。


地球と人に優しい、というメッセージを込めました。


がんこ本舗(エコ洗剤メーカ-)のメイン商品である洗濯用洗剤「海へ…」を、
スローヴィレッジで「All things in Nature」という商品名で企画。

そして、海をきれいにするビーチグラスの地域通貨「ビーチマネー」事務局の
エコサーファーが加わって、その商品の売り上げの
一部がビーチマネーに募金される商品になっています。


この洗濯用洗剤は、1日で94%、7日で100%「生分解」されます。


大雑把にいうと「生分解」というものはモノが水に還ること。
つまり二酸化炭素と水に還元されることです。

ただ「溶ける」というのとはちょっと違います。
「完全に水になっちゃうこと」とか「土に還ること」と言い換えられます。


これは長い時間かければ、
実はたいていのものが「生分解」するのです。


悪いと言われる合成洗剤でも、劇薬でも。


ところが、この「時間」と言うのは大切なことです。


想像してみてください。


ひとつのカラダに、傷が癒えない内に新たな傷ができると大変でしょう?


地球全体、この待ち時間があまり許されていないのです。
満身創痍な感じなわけです。
だから水に戻る時間が短い程、環境に負荷が少ないのです。


この「All things in Nature」という洗濯洗剤は、
24時間で殆どが生分解します。
翌日には全体と言っても良いでしょう。


ここでひとつ資源の問題のお話です。
世界中のココ椰子を集めて、石けんをつくったとします。
家中・体中、石けんを使うとして、果たして何人分の原料が確保できるでしょうか?


答えは約1億人分。
もちろん、人類みんなで共有することは不可能です。


「All things in Nature」の生産方法なら
100億人分(世界人口は約70億人)の洗剤をつくることが出来ます。


資源に乏しい先進国も原料供給国もみんなで分配可能ですよね。


将来、地下資源に頼らず「人類と自然が共存できる」
持続可能な社会をつくるためには、
あらゆる分野で未来をHAPPYにする技術開発を進める必要があるのです。



「All things in Nature」は、洗浄剤分野でのまず一歩です。


使う水の量、 使う洗剤の量、 使う界面活性剤の量、
残る界面活性剤の量、 これらの量が全て、
他社の優秀な洗剤と言われる部類のモノよりもダントツで少ないんです。


だから・・・
●資源を有効活用しているということなんです。
●配送中の二酸化炭素、排気ガスなどを少なくしているんです。
●乾燥肌やアトピーの人にも喜ばれているんです。
●人・動物・植物との共生、森羅万象なんです。


地球に優しいだけじゃない、
もちろん洗い上がりにも自信あって
みんなを笑顔で満たしてくれるような洗濯洗剤。


海にも人にも鳥にも魚にも木にも優しい。
七世代先のことまで考えました。それが「All things in Nature」です。


一緒に海をキレイにしませんか?

■湘南生まれの洗濯用洗剤All things in Nature(オールスィングス・イン・ネイチャー)
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2Z8PJR+B4OROA+250I+15QHIB