春になると、花の香りとか、草の香りとかいい香りがしてくるイメージですが
柔軟剤も近年はいろいろ香りにも力を入れているみたいですね。
しかし、最近では力を入れすぎた結果、香害とまで言われることも(^^ゞ
そんな柔軟剤って、いろんな種類がありすぎて、結局なにがいいのか分かりにくいですね

柔軟剤の役目は
衣類をふんわり柔らかくすること
静電気を抑えて、嫌なパチパチや、花粉などを付着しにくくする
この2点が主な目的ではないかと思います。
柔軟剤に使われている界面活性剤によっては、殺菌効果もあります。
最近の柔軟剤のCMを見ていると、香りのことが主になっていて、まるで香水のCMかと思ってしまいますが、あくまでも香りはおまけみたいなものだと思うのですが・・・(^^ゞ

界面活性剤について書いたときに、柔軟剤にも少し触れましたが
おさらも兼ねて(^^ゞ
柔軟剤用比較ランキング(香り順)
第四級アンモニウム塩系(陽イオン) (エステル型ジアルキルアンモニウム塩)使用
柔軟剤としての効果が高いので、ほとんどの柔軟剤には、この界面活性剤が使われているみたいです。
エステル型は、微生物が分解しやすくなるものみたいで、環境には配慮してますアピールですね。
ただ、この界面活性剤は、殺菌効果もあり、刺激も強いらしいので、敏感肌な人や赤ちゃんなど、肌の弱い人は、使わないほうがいいかもしれません。普通肌の人も肌着などに使うときは、規定量以下で使うことをお勧めします。
今、主流のこの界面活性剤のタイプで
店舗や自宅で使ってるものを、香りの強いほうから見てみると
ウルトラダウニー
アメリカで売上№1で、日本でも香りの柔軟剤として人気です。
日本の柔軟剤が香りバトルになったのはこれから?
香り柔軟剤の黒船ですね

成分は、界面活性剤しか書かれていませんが、香りマイクロカプセルが入ってるそうです(^^ゞ
詳しい成分はよくわかりません。
レノアハピネス
香水よりも香り長持ち
150種類以上の香りを調香!
香りを持続させるパフュームカプセル配合!
黄金比率が叶える理想的な香りの強さ!
と、とことん香り押しの製品ですね

ホームページでは、特に柔軟剤としての特徴は、見当たらないですね(^^ゞ
成分もダウニーと同じ感じでしょうか・・
フレア フレグランス
特徴は、香りセンサー
汗を感じて香り咲く
体温感じて香り咲く
朝から夜まで香り生まれ続ける
と、香りのことばかりと思ったら
ふんわり、素肌に心地いいやわらかさに。
抗菌・防臭効果でイヤなニオイを防ぎます。
※まれに抗菌効果が十分に発揮されない場合があります。
洗たくじわ・静電気も防ぎます。
と、柔軟剤の基本性能についても少し触れています。

成分は、非イオン系の界面活性剤も含まれていますね。
花王さんの製品はホームページにはさらに詳しく成分が書かれているので安心できます。
レノア本格消臭
消臭タイプの柔軟剤
特徴は
香りでごまかさない本格消臭
夜まで続く高い消臭パワー
服をはたくたびにその場でニオイを消臭
梅雨や冬のお洗濯も速く乾く
花粉ガード
静電気ガード
香りでごまかさない本格消臭。
アップグレードした新レノア本格消臭は今までの柔軟剤とは違って、新配合の成分がニオイをその場で無臭化します。
汗をかいても1日中高い消臭パワーが続き、夜でもほんのり香ります。
もちろん、赤ちゃんの衣類にも使えます。
と、ホームページには記載があります。
香りでごまかさないけど、夜までほんのり香るのか・・
新配合の成分が何なのか、P&G製品は成分表記が大雑把過ぎてよくわからないですね(^^ゞ
ハミング 素肌おもい
コンセプトは
肌ざわりのやわらかさを追求した、素肌思いの柔らかさ。
せんいの1本1本まで空気をふくみ、羽毛のようにふんわり。しかも水気をすーっと吸い、さらっとやさしい肌ざわりに。
赤ちゃんの衣類にも使えます。抗菌効果でイヤなニオイも防ぎます*。
洗たくじわ・静電気も防ぎます。
香りは、花王製品で一番弱いです。
この製品が、柔軟剤としての基本だと思います。
こちらも非イオン系の界面活性剤が含まれています。花王製品の特徴なのかな。
細かい成分は、ホームページで確認できます。
次は、主流ではないですが、環境や肌にやさしいタイプの製品に使われるタイプの界面活性剤を使った製品。
柔軟剤としての効果が弱いので、使われている製品は少ないです。
第三級アミン塩(陽イオン) (アルキルイミダゾリン型カチオン)使用
肌に優しいタイプの、ベビーファーファや、ヤシノミの柔軟剤などに使われています。
柔軟剤としての効果や、殺菌効果は控えめになりますが、そのぶん肌に優しくなります。
ヤシノミ柔軟剤
「人と地球にやさしい」がコンセプトのサラヤさんの柔軟剤。
無香料・無着色にこだわった製品づくりをしています。
柔軟剤の特徴は
ふんわり無香仕上がりで肌にやさしい
香りのバラエティが増え、強くなる一方の柔軟剤の中で見直される【無香料】の良さ。
同時に求められる柔軟剤としての性能(柔軟性と吸水性)を満たすために2種類の柔軟成分をバランスよく配合しました。
柔軟性を保つために、エステル型ジアルキルアンモニウム塩も使われているので、どこまで肌に優しいのか少し心配も残る気もします。
ベビーファーファ
製品の特徴は
100%植物由来の柔軟成分が、肌のデリケートな赤ちゃんの衣類をふんわり包み込む♪
・100%植物由来の柔軟成分
・汗っかきな赤ちゃんのガーゼ・肌着・タオルにおすすめの吸水性とふんわり感
・ママが気になる着色剤・防腐剤・シリコン 無添加
・日本製
・リラックス効果の高い天然ベルガモット精油配合。
・合成香料不使用
・皮膚刺激性テスト済(※全ての方に皮膚刺激が起こらないという事ではありません)

肌へのやさしさと、吸水性を1番に考えられた製品です。
赤ちゃんや、肌の弱い人はこのタイプを選ぶと安心ですね。
こちらの製品も、ホームページの成分表を確認すると、花王さんと同じく、非イオン系の界面活性剤も含まれています。
まとめ
ドラッグストアなどで、普通に売っている製品でざっと比較してみましたが、メーカーホームページにはもっと詳しく情報があるので、気になる製品があれば、確認してみてください。
柔軟剤用の界面活性剤は、マイナス(負)に帯電している固体表面に強く吸着し、柔軟性、帯電防止性、殺菌性などを出しています。 衣類に吸着して残るので、高濃度で使うと衣類に必要以上の成分が付着し、肌に害を及ぼす可能性もあります。
どの製品も、各メーカーが安全性を考慮して、使用量を定めているので、通常肌の人であれば、使用方法をちゃんと守れば、害を及ぼすことは少ないと思うので、好きな香りなど、好みの柔軟剤を選べばいいのではないかと思います。
赤ちゃんや、肌が弱い人、香りが苦手な人は、ヤシノミやベビーファアファなどを選ぶと安心ですね。
間違えても柔軟剤は、規定量以上は入れないことが肝心だと思います。
また、濃縮型の柔軟剤は、そのまま投入すると濃度にムラが出やすいので、水で薄めてから柔軟剤投入口にセットすると、ムラも少なくなるのでおすすめです。
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